ウッディモリタのDIYフィールド > 斜め鉢置き台

斜め鉢置き台

なくても困らないけど,あれば便利なガーデン小物

自宅のスロープにピッタリ合う,斜めの鉢置き台をモルタルでチョチョイとこしらえてみました。

モルタルの初練習にはもってこいのグッズです。

これだけのものなんです。 でも既製品は売っていないから,DIYで作る価値は大いにありますね。
この鉢もの,右にかしいで,なんだか間が抜けているように見えますが, 台に載せると垂直に立って,しゃきっとしました。

型枠

防水コンパネを型枠に使います。モルタルがひっつかないので具合がいいですね。 ビスで四隅を留めて, 型枠の完成。
底の隙間からモルタル液が浸み出してこないように, シリコンシーラントで目張りしました。 木がモルタルの水分を吸わないように,あらかじめ,水に浸しておきます。

使う量の計算例

まず,左の計算式で鉢置き台の体積を計算したところ,2個で6リットルになりました。

このインスタントセメント1袋(30Kg)でできるモルタルの量は18リットルなので,右の式に6リットルを入れて比例計算すると,モルタルは10Kg,水は1.8リットル必要とわかります。

インスタントセメントやモルタルの扱い方については,DIYのための「モルタルの使い方」をご覧ください。

準備するのは,インスタントセメント,体重計,ペットボトル。 配合(レシピ)はここに書いてあります。 今回使ったのは,10Kg弱。

打設(だせつ)

インスタントセメントに水を入れ,ダマにならないようスグに混ぜます。 規定の水を加えながら練って, こんな感じの柔らかさになればOK
コテで押しながら,モルタルを隅々まで行き渡らせ, 表面は水平に均します。 使った道具はすぐに水洗いしましょう。

養生

モルタル中のセメントは水との化学反応で固まります。十分に固まるまで,内部が湿潤状態であるようにケアすることを養生(ようじょう)といいます。

干からびないよう,ときどき水をかけてやれば,強度や耐久性がぐっと向上します。

モルタルの表面に水が浮いてきたら,コテで軽く均してやります。これが表面を平滑に仕上げるコツ。 水分が蒸発しないように,シートをかけて保護します。 2,3日後,水をかけて湿らせます。

脱枠(だっけい)と整形

1週間後, きれいに枠がとれました。 ダイヤモンドカッターの刃をつけたグラインダーを準備。
石粉が飛散しないように「トロ」船内で作業します。当然,マスク,メガネを着用。 軽く当てるだけで,サクサク削れます。 角がとれて,いい台が完成しました。
【ウッディモリタのDIYフィールド】トップページへもどる   このページのトップへ