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木製目隠し可動ルーバー 回転軸のカラクリ

コロンブスの卵的アイデア

ルーバーを回転させるには軸受けが必要です。専用のパーツをいろいろ探しましたが見つかりませんでした。でも諦めない。

無けりゃ,ホームセンター内をぐるぐる探し回って,そこにある汎用品でチャチャと代用してしまう,これがモリタ流DIY。

今回,パイプの端部取付けに使うソケットとタッピングビスの絶妙な組み合わせで,目的ピッタリの軸受けが調達できました。

ソケット(左)とトラス頭のタッピングビス(右)
ソケットには,取付け用の穴が3つあいていますが,実際は2つしか使いません。(理由は下の説明で)
ソケットの内腔に,ビスの軸とトラス頭がうまく納まっています。
これらの間に適度な遊び(隙間)があるところミソ。
羽根の重さを支える「軸受け」としての仕組みはこうなっています。 同じものを上につけると,こんどは「吊金具」としても機能します。

ソケットの取付け

本来,1個のソケットは3本の小さい木ネジで取り付けるようになっていますが,ここの場合,2点しか使いません。

なぜかというと,3本でガッチリ密着させた場合,入った雨水が抜けないからです。

ですから2本で留めて一端を少し浮かせ,その隙間から水を逃がそうというネライがあります。

台木に,ソケット用の下穴(2点)をあけました。 笠木にも。 ソケットの一端が少し浮いているのが見えます。

連動のしくみ

羽根を連動させる仕組みとしては,L形アングル材で力を伝達するロッド機構を採用しました。

と言っても,プラスチック製のL形アングル材と各々の羽根の端部を連結しただけのシンプル構造です。

ルーバー軸間と同じ70ミリのピッチで穴をあけ, ステンレスの小ビスで留めただけで, 全部の羽根がフラミンゴのように動きます。
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